みなさんは学生時代の道徳の授業の内容って覚えていますか?
道徳の授業ってそんなに必要、、、?
中学校では1年に35回道徳の授業をすることが義務付けられています。ちゃんと通知表に評価欄があります。
しかし、学校の現場のリアルな視点からすると、現状は過酷です。普段の授業だけでなく、体育祭や音楽祭、校外学習などの行事の準備や進路学習もあります。本音を言うと、道徳の授業をするよりも、他のやるべきことに注力したいのです。ですが、そんなことは許されず、道徳の時数をこなすのに現場は精一杯です、、、
そして、個人的一番の困りポイントは「道徳の授業では専門性が問われない!」ということです。私の専門は英語です。教員採用試験のとき、英語の試験を受けました。しかし、道徳の試験は受けていません。英語の授業は非常勤講師がすることがあります。ですが、道徳の授業では、基本的に講師はいません。
正直、道徳ベイビーな「道徳とは!」と語ったところで、、、道徳の授業って誰でもいいんじゃ、、、ってか、そもそも道徳の授業ってなんだよ!というのが私の本音でした。
道徳は生物
以前、同僚の先生と道徳について話した時に、こんなことをその方はおっしゃいました。
「今の自分と10年後の自分。同じ題材を扱ったとしても、答えが変わっていると思う」
確かに!と思いました。経験値が少ない(極端に言うとぺらっぺらな)人間と、酸いも甘いも色々な経験をしてきた人とでは、同じ内容でも見え方が違うと思います。
逆に言えば、道徳の授業は今のその人にしかできない唯一無二のものなのかもしれません。
答えがないが故に難しく、簡単でもあると思います。同僚の言葉で、私の道徳に対する考え方は変わりました。道徳の授業は、今の自分の「人間としての経験値を測る鏡」だと考えています。
もし読者の中で道徳の授業を受ける方がいたら、「この先生はこう考えるんだ。」「自分と似ているな。」「正直、全然共感できないな。」など、あなたの素直な考えを大切にしてください!
その「素直な考え」こそが、今のあなたにしか出せない一番の正解なのだと思います。
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